カナダってどんな国?

カナダ地域マップ

 カナダってどんな国?

世界第2位の国土の広さを持ち、
民族的多様性の溢れる国で、
グローバルな発想力を育もう!
カナダは、北米大陸に位置する国で、イギリスとフランスに支配された過去があることから、両国の文化が融合した暮らしが広がっています。そのため、公用語は英語とフランス語の二か国語を掲げており、全ての商品に両言語でのラベルや説明がされています。ロシアに次ぐ世界2位の雄大な国土には豊かな自然が広がっており、世界各国からレジャーアクティビティーなど求めて人が集まります。
また、多くの移民や難民を受け入れているため、白人・黒人・黄色人が混在し、人種間の多様性が豊富で、多国籍な文化を味わうことができる国です。一般的にカナダ人は外国人に対して親切であると言われ、言葉遣いの丁寧さでも定評がり、アメリカ英語とイギリス英語の中間の非常にきれいな発音の英語と丁寧な話し方を同時に習得することが出来ます。
2大都市であるバンクーバーとトロントは、様々な場所から別々の目的を持った人が集まる国際都市として知られ、世界中から集まった仲間と、英語だけでなくいろいろな価値観や文化を学べる環境が整っています。
カナダ都市
Point 1

カナダでの暮らし

現首相ジャスティン・トルドーの父であるピエール・トルドー元首相が1971年に「多文化主義」を国の政策に掲げ、それにより民族間における尊重の文化が築かれたため、日本人であることのハンディキャップは一切感じず、トロントにはリトル・トウキョウというジャパニーズタウンもあり、民族間の争いがほぼない環境での暮らしを楽しむことができます。握手やハグなど、日本人からすると馴染みのない文化もありますが、異文化交流には最適です。現地のカナダ人であっても、先祖は皆移民であることからお互いのアイデンティティを尊重する文化があり、日本人であっても平等に接してくれます。
Point 2

カナダの気候

”カナダは寒い”というイメージを持つ日本人は多いですが、カナダにも日本と同じように四季があります。
場所によって期間は異なりますが、カナダの広大な自然を楽しめる季節ごとのアクティビティーなども盛んです。西海岸側にある都市・バンクーバーなどでは年間を通して温暖な気候であり、氷点下に達することはほとんどありません。東海岸に近い都市・トロントは冬にマイナス10度前後になることも珍しくないので、入念な防寒対策が必要です。
自然が豊かで、多くの雪山があるため、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが好きな方にとっては、最高の場所です。
Point 3

カナダ人は寛容的

カナダ人は寛容的

約5人に1人が外国出身である。または先祖が他国からの移民であるという背景から、異文化に対してとても寛容的で、お互いの文化を尊重し合いながら生活しています。そのため、言語や容姿、宗教が理由の差別が生まれることも少なく、留学生も多く集まります。
Point 4

アメリカとカナダの違い

アメリカとカナダは、地理的にも近く、どちらとも英語を話す国ということから、時折同じに扱われることがありますが、政治文化や歴史などに違う点は多く見られます。
決定的に大きく違う部分としてあるのは、銃規制などによる治安の良さと高い生活水準です。カナダでは銃を所持することは禁止されており、銃がらみの事件もアメリカに比べれば圧倒的に少ないので、その点、安心して生活することができます。
カナダの消費税にはその州から課される州税(HST)と国から課される国税(GST)があり、その税収が国民の健康保険や教育へと回されているため、国民の負担税金は高いのですが国全体の生活の質は世界でも上位にランクインするほど高くなっています。

 カナダの治安

平和な国ランキングで、
10位の日本をしのいで
8位にランクイン!
差別が少ない心温かい国!

カナダは平和な国?

2017年にエコノミスト紙が算出した世界平和度指数でカナダは8位にランクインし、生活水準の高さや教育の充実度、そして人種差別の少なさは高い評価を受けています。しかし、いくら平和だと言っても、テロや置き引きが起こることはあるので注意は必要です。カナダのみならず、特に欧米諸国では「自分の身は自分で守る」という意識が一般的にあり、日本にいる時よりも危機管理をより綿密に行うことが求められ、特に女性はむやみな夜の外出は避けることが重要です。
気をつけること➀
カナダでは、テロのような重犯罪よりも、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意する必要があります。パスポートを外出時に持ち歩く際は、常に肌身離さず携帯することが最善策です。現金の所持は極力少なめに抑えることが求められ、日頃の細かな危機管理対策を徹底することで犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことができます。
また、現地でレンタカーを借りたり、観光バスを利用したりして遠出をする際には、車上荒らしに遭う可能性も捨て切れません。車内に置くものはできるだけ少なめに抑え、貴重品はいつも持ち歩くことで、楽しく快適な旅を送りましょう。
気をつけること➁
犯罪は巻き込まれることだけでなく、自ら手を染めないことも重要です。日本ではあまり馴染みのない大麻(マリファナ)などのドラッグは、カナダやアメリカでは広く普及しており、実際にカナダでは2018年10月より大麻(マリファナ)が合法化されました。購入もリカーショップやコンビニエンスストアなどで手軽にでき、カナダではマリファナは危険なドラッグというよりも、うつや睡眠障害、痛みを緩和するために医療現場で使用されたり、リラックスするために娯楽目的で使用されているようです。ただし日本では違法ですし、危険が伴う薬物であることには変わりはないです。
合法・違法に関わらず、ドラッグの使用に関わるのはなるべく防ぐことがベストだと言えます。また、お酒を購入する際には、身分証の提示が徹底されています。レストランやバーなどでは午前3時以降の飲酒は禁止されており、日本では公園で飲酒をするのは法律的に何の問題はありませんが、カナダでは野外で飲酒した場合、罰金が科せられます。個人の家のベランダや庭などのプライベートスペースでの飲酒は問題ありませんが、野外で飲酒をする際は十分に気をつけることが大事です。


カナダマップ